サッカーくじtotoBIGは日本一の高額当選くじ

キックオフ

正式名称をスポーツ振興くじという日本のサッカーくじ・toto。その売上で日本の様々なスポーツ助成を行うことを目的に設立されました。

2001年から全国で販売されましたが、開始から数年後には売上が落ち込み、肝心のスポーツ助成に支障が出る状態に陥ります。その状況の打開に一役買ったのが2006年に販売が開始されたtotoBIGです。

当選金の最高額は3億円、当選者が出なかった場合に繰り越されるキャリーオーバーをあわせることで当選最高額6億円になるこのくじは、2016年の時点においても日本における最大の高額当選くじです。

元々、サッカーくじtotoはプロサッカーJリーグの試合結果を購入者が予想する方式のくじでした。2001年の販売当初は話題性もあり順調な売上を記録していましたが、数年後ブームが去ると売上が低迷してしまいます。

2006年9月から始まったBIGは、キャリーオーバーが重なることで高額となった当選金が話題となり、2007年ごろから売上を伸ばしtoto全体の低迷を解消しました。

最近では、Jリーグのオフシーズンに欧州サッカーリーグを対象としたくじを販売したり、年2~3回のペースで当選額を最高10億円に引き上げた特別回を設けるなど、引き続き話題を振りまいています。